2014年8月3日日曜日

フィッシャー Weingut Fischer

訪問:2014年6月21日
ワイン産地名:テルメンレギオン(Thermenregion)
所在地:ソース(Sooß)
ワイナリーのサイト:http://www.weingut-fischer.at/
ホイリゲ、この裏にワイナリーの建物がある
Kino_Sanの第二の故郷、テルメンレギオンでも有名なホイリゲの町ソースの最有力ワイナリーです。

Webだけですがオーストリアワイン専門店を経営するKino_Sanはテルメンレギオンのワインにこだわっています。日本の皆様にもっともっとテルメンレギオンのワインをお届けしていと思っています。
でも、定番輸入されているワイナリーは僅かにに1つ、これではどうにもなりません。
だから、テルメンレギオンの良いワイナリーを探しています。

フィッシャーは有名なので以前から知っていました。
ホイリゲを利用したり、ワイン祭りに便乗したワイナリー訪問もしました。
でも、どうやって攻略したら良いか悩んでました。

そこにFacebookで友達申請が。。。

なんと次期当主の娘さんです。

もうKino_San有頂天です。
友達申請をOK、仲良くなって、ワイナリー訪問の約束までしちゃいました。
で、この度実現となりました。
ケラー
ワイナリー内部をその娘さんフランチスカ(Franziska)に案内してもらって、ホイリゲで試飲させていただきました。
ホイリゲ内部
<Feli der Junge Fischer 2013>
ゲミッシュター・サッツ(Gemischter Satz)
黄色、フルーティな香り、酸が柔らかく、ホイリゲで飲むホイリゲです

<Grüner Veltliner Classic 2013>
グリーンに黄色が混じる、ミネラル、微炭酸は少ない、クリアな酸

<Spätrot-Rotgipfler Classic 2013>
ロートギプフラー(Rotgipfler)とツァファンドラー(Zierfandler)が1:1
黄色、フルーティ、辛口で後味もすっきり

<Chardonnay Classic 2013>
黄色、レモンのような酸味、後味も良い

<Pinot Blanc Classic 2013>
淡い黄、かぼすのような甘くない柑橘系の酸、後味すっきり

<Rotgipfler Premium 2012>
バリック
黄色、樽香、スモーキー、後味にレモンのような酸味

<Blauer Portugieser Classic 2012>
ルビー色、タンニンが弱い、安っぽくない
(このワインはホイリゲの安物赤のイメージが強い)

<Zweigelt Fasangarten Classic 2012>
ピンクがかったルビー色、ベリーの香り、タンニンが強い、酸味がきつい

<St. Laurent Classic 2011>
ピンクがかったルビー色、ベリーの香り、タンニンが強い、後味があんまり良くない

<Pinot Noir Classic 2011>
オレンジがかったルビー色、香りに膨らみがない、タンニンが強い、後味が。。。

<Rosé Classic vom Cabernet Franc 2013>
淡いピンク、フルーティな香り、少し甘く、酸が弱い
(オーストリアのロゼとしては異質と思ったけど、どうもテルメンレギオンではこれがトレンド)

<Gradenthal Premium 2011>
ツヴァイゲルト、30年の古木、色が濃く、タンニンが絡みつくけど、置けば良くなる感じ

<Pinot Noir Premium 2011>
ピンクがかったるびー色、フルーティ、優しい飲みくち

<Cabernet Merlot Premium 2009>
濃い、ブラックベリー、スパイシー

<Merlot Premium 2011>
新樽使用、ピンクがかったルビー色、ベリー、スパイシー

<St. Laurent 100 Cases 2009>
濃い色、甘みを感じる、焼肉に美味しそう
フィッシャー父娘
このワイナリーは娘さんしかいないので、Kino_Sanなりに後継者問題を気にしていましたが、フランチスカのご主人もワイナリーに入っていて手伝っています。
案内中のフランチスカも次期当主の自覚十分です。
テルメンレギオンを代表するワイナリーだけに、ちょっぴり嬉しいKino_Sanでした。

このワイナリーのワインは日本に輸入されていません。
只今、Kino_Sanなりに検討中!!



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