2015年4月30日木曜日

ウィーンのワイナリー ヴィーニンガーのセミナー

オーストリアの大物ワイナリー、ウィーンのヴィーニンガーの当主フリッツ氏が来日中です。
殆どのイベントが東京で開催される中、京都で開催された唯一のイベント、ワインセミナーに参加ではなく、お手伝させていただきました。
セミナー中のフリッツ氏
会場は叡山電鉄の修学院駅近くの民家を改装したお店欧和雅店 (オウワガミセ)さんです。
欧和雅店さんは上田酒店に併設されているワインバーです。
一人飲みにピッタリのカウンター席(何故か延びるらしい)や、雰囲気のある中庭を眺められるテーブル席があります。
シェフは上田酒店の女将さんの息子さんで、若く創造的なお料理が提供されています。
勿論、何時でもオーストリアワインが飲めるお店です。
近ければ毎日行きたいアットホームな感じが魅力です。

セミナーははじめに大まかにオーストリアワインの特徴を説明した後、ワイン産地ウィーンにフォーカスして進められました。
その後はフリッツ氏が何故ゲミッシュター・サッツ(Gemischter Satz)にハマったかが語られました。
クロースターノイブルク(Klosterneuburg)のワイン学校を卒業した後、米国で研修して帰国、ミスター・シャルドネと呼ばれていたフリッツ氏がゲミッシュター・サッツの帝王と呼ばれるに至る過程はとても興味深く面白かったのですが、書き出すとここでは収まり切らないのでKino_Sanに個人的に聞いてください。
お土産用のワインにサインするフリッツ氏
試飲されたのは日本で入手可能なヴィーニンガーのワインとサプライズワインでした。
Kino_Sanもサプライズワインのみ試飲させていただきました。(あくまで手伝いですから)

<サプライズワイン>
ヴィーニンガー・ヌスベルク・アルテ・レーベン2005
Wieninger Nußberg Alte Reben 2005

熟成が進んでいます。
膨らみのある花やフルーツの香り
ゲミッシュター・サッツ特有のモザイクのような味わい
フィニュッシュもさっぱりで嫌ないぐみもなし


お手伝いと言いながらもセミナーを聞かせていただいて勉強になりました。
だた、Kino_Sanの下手なワイン・サービスで参加の皆様には申し訳なく思っております。

終了後はホテルに向かうフリッツ氏と途中までご一緒させていただきました。
フリッツ氏とは3回お会いしています。
1回目は京都でKino_San主催のワイン教室、
2回目はウィーンのワイナリー訪問
3回目はこれです。
来年はウィーンで会おうと約束しましたが、Kino_San、ウィーンに行く経費を稼げるか???
忙しいけど、有意義で、楽しい1日でした。

セミナーに参加してくださいました皆様、お手伝いさせてくださいました欧和雅店さんと上田酒店さんの皆様、ヘレンベルガー・ホーフさん、そしてKino_Sanを友達として敬意を持って接してくれたフリッツ氏、皆様、ありがとうございました。


ヴィーニンガーのワインはKino_Sanのワイン・ショップで販売中です。
ヴィーニンガーのコーナー


ヴィーニンガーのワインのお買い求めはKino_Sanのワイン・ショップでお願いします。

ホイリゲへ行こう! オンライン・ショップ クラインケラー
オーストリアワイン 通販 オンライン・ショップ クラインケラー ~ホイリゲへ行こう!~



2015年4月29日水曜日

オーストリア入りにくいホイリゲ エンツェスフェルト・リンダブルン

ここ↓
ウィーンから列車で1時間(乗換えあり)
幹線の列車はいっぱいあるけど、乗換え後のローカル線は2時間に1本
↑中途半端な不便さ(便利さ)
↑駅に降りたけど、ホイリゲ街は丘の上
歩くと結構ある
↑だから登ってる
↑登ったけど、まだ歩いてる
↑ここのはずだけど、営業中の電球が点いてない

休みか?
↑広場ではメイポールが立ち、人が集まって、不穏な感じ
あるいは、楽しいかも

ホイリゲへ戻ってドアを開ける

「やってる?」
「やってるよ。」

「なら電球を点けとけよ。」は飲み込む
ワインとサラダ、パンを頼んでごきげんだったけど、店内に人が。。。
人が。。。
人が。。。

気がつくと囲まれている←不穏な感じはしないけど

中の一人がようやく口を開く
「ワインをおごるよ」
↑悪くはない

村人に囲まれ、ワインを飲みながら、ワインの話

そして人が集まっていた広場からバスに乗る←村人総出でお見送り
↑乗客は一人、貸切状態

どう?



2015年4月28日火曜日

ホイリゲへ行きたい!!!

世の中は4月末から5月にかけての連休に突入にています。
そう、ゴールデンウィーク(GW)ですね。
オーストリアを尋ねてくれている人も多いんじゃないかな?
Kino_Sanは勤め人ではなくなってしまったので、GWも仕事やなどいろいろあるのです。

でも、ホイリゲへ行きたい!!!

出来れば、ワイナリー訪問とかなしで、ホイリゲの庭の席でうだうだ、ぼんやりしたいです。
オーストリアへ行かれている方々、是非、ホイリゲへ行ってくださいね。

どこのホイリゲがいいかって?

それは ホイリゲへ行こう! を参考にしてください。



2015年4月27日月曜日

期間限定セール

という怪しい催しKino_Sanのワイン・ショップでは開催中です。

価格も定価の10%OFFに設定していますが、何より限定輸入のお勧めワインが買いやすくなっているところがお勧めなのです。

特に写真のヘーグル ワインセットがお勧めです。
ワッハウらしい透明感のあるリースリングとグリューナー・フェルトリーナーは自信をもってお勧めしたいワインなのです。
(個人的にかなり好きなワインです。)

他にも現在来日中のウィーンのワイナリー、ヴィーニンガーのワインをセットで販売しています。
こちらもなかなか良いと思います。

5月の連休前というより、連休に入ちゃっていますが、パーティやお家飲みのいかがでしょうか?

買ってください。


お買い求めはKino_Sanのワイン・ショップでお願いします。

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2015年4月26日日曜日

スコッフ・ウェルシュリースリング

Skoff Welschriesling
ウィーンのホイリゲでは白ワインと言えばゲミッシュター・サッツ(Gemischter Satz)ですが、他の地域ではそうとは限りません。
ワッハウ(Wachau)カンプタール(Kamptal)ではグリュナー・フェルトリーナー(Grüner Veltliner)です。
テルメンレギオン(Thermenregion)やブルゲンラント州(Burgenland)では、これ、ウェルシュリースリングが人気です。

ウェルシュリースリングはオーストリアの白ワイン用葡萄品種の栽培高2位なのにあまり日本には輸入されていません。
貴腐ワイン等のスイートワインの原料にだけ使われると思われているのも原因ですが、ホイリゲ用安ワインというレッテルもあるような気がします。

実はホイリゲだけで飲まれているワインではなく、ボトリングもされていますし、ウィーンのワイン・ショップでも多く並んでいます。
Kino_San的には和食に最も合うと言われているグリュナー・フェルトリーナーよりも、青物に強いウェルシュリースリングの方がいいような気がします。

グリーンで水分の多い瓜科の果物の香り
酸味は弱く、南国のフルーツのような果実味が僅かにします

鯵の造りとかで食べてみたら?
このワインの良さが分かるよ。


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2015年4月25日土曜日

スコッフ・ゲルバー・ムスカテラー

Skoff Gelber Muskateller
価格とか考えなければ居酒にどうしても置いて欲しいのがゲルバー・ムスカテラーです。
オーストリアワインは和食に合うとはいいますが、ゲルバー・ムスカテラーは居酒屋メニューなら殆どいけちゃうと思うのです。
まぁ、飲み放題とかでこれとかあったら、それはそれで引いちゃいますが。。。
写真はシュタイヤーマルク州です。
この緑を淡くしたようなグリーンのワインです。

甘くない柑橘系の香り
レモンのような酸とミネラル

居酒屋料理かオーストリア料理で!!


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2015年4月24日金曜日

スコッフ・ソーヴィニヨン・ブラン・クラシック

Skoff Sauvignon blanc Klassik
オーストリアのトスカナと言われるシュタイヤーマルク州は一度しか行った事がありません。
それでも起伏が続く美しい風景とそこにある葡萄畑の存在は忘れる事が出来ません。
このワインを飲んでいて、その美しい風景を思い出しました。
ソーヴィニヨン・ブランはテロワールを良く表す品種です。
シュタイヤーマルクの緑、風の香り、土の香りがしました。

グリーンに黄色が混じります。
ハーブのような香り、濃厚なミネラルとレモンのような切れ味のある酸味が絶妙です。


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2015年4月23日木曜日

本日は厄日

ここまでツイてないとある意味爽快かも。。。
Kino_Sanのボヤキには興味ない方は本日の夜明けでも見て和んでください。
綺麗な空でした。
朝から洗濯3回、昨夜もしたので、計4回
ソファー、ベッド、トイレの掃除プラス

3回目の洗濯が終わったのが10時過ぎ、急いで支度して家を出ましたが。。。
バスが来ない。
全然来ない。
10時14分のバスに乗りたかったのですが、全く来ず、10時30分過ぎに来た別系統のバスで目的地へ。。。が、その別系統が春のダイヤ改正で路線変更、目的地へは大回りとなってしまっていました。
ちなみにKino_Sanが乗ろうとしていた10時14分のバスは30分遅れで次のバスと仲良く到着したとか(京都市交通局調べ)

目的地(右京区区役所)へは1時間もかけて到着(普通は30分ぐらい)

目的は4つで順番に片付けていきましたが、介護福祉課で行き違いがあり、待っていたのにお昼休みとなり目の前で白いカーテンが閉まってしまいました。
1時まで待っても良かったのですが、お昼までかかるとは思っていなかったKino_San、お昼の薬を持っていなかったのです。
慌てて家に帰ろうとすると、次のバスは30分後、家に着いたのは1時30分ぐらいでした。

時間がかかるのは仕方ない感じもしますが、目的が果たせないのはちょっと辛いですね。

でも、区役所の人って、待っているのに目の前で白いカーテンを閉められた人の落胆って分からないんだろうなぁ。
多分

ではでは



2015年4月22日水曜日

オーストリア入りにくいホイリゲ グンポルスキルヒェン

ここ↓
ウィーンから列車で30分、平日なら列車は1時間に2本ある。
↑つまり無茶苦茶便利。

ホイリゲ街は駅から歩いて5分もかからない、しかも1本道。
↑つまり無茶苦茶便利。
しかし、雨。
しかも、月曜日←営業しているホイリゲは少ない。
でも、Kino_Sanはホイリゲへ入る。
先客2名はすぐにいなくなり。。。
遅い昼食を楽しむKino_Sanに。。。
↑スプーンを振りかざし、奇声を上げながら襲い掛かる謎の生命体が。。。
Kino_Sanも子供には勝てず、あえなく子守おばさんに。。。

どう?



2015年4月21日火曜日

ミニボトルはいかが?

世の中、Kino_Sanみたいにワインを開けたら全部飲むのが普通と思っている人だけではない。
ということは分かっていましたが、ミニボトルのワインってなかなか入って来ないのです。
でも、最近のKino_Sanは頑張ってます。
いろいろ頑張って、ミニボトルのコーナーも充実してきました。
プレゼントにお勧めのこんな綺麗なセットまで品揃えしました。
インポーターさんの何気ない一言、「ハーフなら在庫があるのですが」も聞き逃しません。
だからこんなミニボトルも入荷予定です。

みんなとがやがやバーベキューから家での一人飲みにも最適なミニボトル、是非Kino_Sanのワイン・ショップで買ってくださいね。

注意:
Kino_Sanのようにワインを開けたら全部飲むのが普通と思っている人はフルボトルをお買い求めください。


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2015年4月20日月曜日

本日はお休み

本日は家族の介護で飛び回っていました。
日に日に衰えていくのが分かります。
それは辛い事です。

本日の夜明けです。
まだ、雨は降っていませんでした。
父が要介護になったのは私が介護したからと言う人がいます。
確かに私は介護のプロではないし、十分な介護が出来ていないのでしょう。
でも、家族は介護を止める事が出来ません。
私が力不足を認め、父の介護を放棄したら、誰が父を介護するのか?
それは大きな悲劇か、あるいは気の利いた喜劇です。

今日は雨に濡れながら走り回って、疲れました。
力不足のひどい娘ですが、私が走り回るしかないのです。

疲れました。

ではでは



2015年4月19日日曜日

黄色の日

京都では雲の多い日が続いて空をあまり見る事が出来ません。
が、昨日はこんな夜明けでした。
お父さんの介護で完徹2夜でしたが、空の明るさを受け入れて明るくなる事に決めました!!
お父さんは9時過ぎにショートスティに出発しました。
掃除をしてから買物に出掛けて花を買って来ました。
ピンクや赤より黄色のお花の方が明るく見えます。
そこだけ陽が射しているようです。

夕方にはお母さんがショートステイより帰宅しました。
お母さんの為の夕食も黄色です。
国産鶏の手羽もとがスッゴク安かったので作っちゃいました。

黄色で楽しくなるのだ。

ではでは



2015年4月18日土曜日

スコッフ・ツヴァイゲルト

Skoff Zweigelt
ソートシュタイヤーマルク(Südsteiermark)のワインです。

3月に幕張で開催されたFoodex Japanで試飲させていただいたワイナリー・スコッフのワインです。
ソーヴィニヨン・ブランが美味しいワイナリーなのですが、それも順次アップしていく予定です。

ツヴァイゲルトという葡萄品種は同じオーストリアの黒葡萄地場品種ブラウフレンキッシュ(Blaufränkish)サンクト・ラウレント(Sankt Laurent)からツヴァイゲルト博士により造り出されました。
そう、ツヴァイゲルトは人の名前なのです。

2品種の親はそれぞれ別の意味で栽培が難しくオーストリアでも限られた地域でしか栽培されていません。そんなこともあり、オーストリアのワイン産地なら何処でも栽培できるツヴァイゲルトが造り出された様です。
オーストリアでも最南端のシュタイヤーマルク州はソーヴィニヨン・ブランなどの白ワイン産地というイメージが強いですが、このツヴァイゲルトやロゼワイン・シュルヒャー(Schilcher)の原料ともなるブラウアー・ウィルトバッハー(Blauer Wildbacher)等の黒葡萄の生産も盛んです。

明るいすみれ色
軽いスパイスの香り
ファーストは酸味が鮮やか
フィニッシュはまろやかでチョコのような舌触り

肉料理や中華の炒め物にもお勧めですが、魚好きのKino_Sanは鮪や鰹の造り、鰤の照り焼きとかに合わせたいです。


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2015年4月17日金曜日

ホイリゲへ行けるのか?

ウィーンの夜明けをアップしておきますので、Kino_Sanがホイリゲへ行けるかどうか興味ない方は写真をみて和んでください。
Kino_Sanは自己免疫性肝炎です。
意味なく肝臓が悪くなるという病気で(決してワインの飲み過ぎではない)、ほっとけば肝硬変になっていずれ肝癌とかになって、死んじゃうという病気です。
まぁ、それは薬でコントロールしてるのね。
薬だけじゃない、生活全てをコントロールして、なんとか生きてるのね。
でも、容易く楽しい人生ではないのです。
薬が効かなくなったり、副作用でもっと酷い状態になったり、ちょっとした事で悪化したり。。。

そんなKino_Sanが共に要介護4の両親を介護しています。
要介護度って5が一番大変で、じゃぁ4はそれ程でもないのかというと、そうね、起きている時はずっと付き添って、寝てる時は寝ずに見張っているって感じです。
つまり、それなりに無茶苦茶大変で、それが二人います。
なので、簡単に言うと大変なのです。

とても辛いです。
とても大変です。
自分の事も、両親の事も半端なく大変です。

我慢して、頑張って、それで乗り切っていこうと思ってました。

でも、無理です。

Kino_Sanの力不足です。
Kino_San一人では無理です。

でも、止められない。
仕事なら辞めれる。
でも、介護も人生も止める事は出来ない。

でも、今だけ言わせてください。

Kino_San一人では両親の介護は無理です!!

そして粛々と介護を続けていきます。

ではでは



2015年4月16日木曜日

ヴィンツァー・クレムス・ツヴァイゲルト

Winzer Krems Zweigelt
この価格で、このワイン!!

なんて言いたくなってしまう格安ワインです。
このお値段なら常備ワインに出来そうです。

フードマッチングがいいので、和食から中華なんかにもいけると思います。

明るい紫
ベリーの香り
ファーストは甘みも感じますが、時間が経つとまろやかで飲みやすいワインになります


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2015年4月15日水曜日

この国では子育て中の人と介護中の人は選挙に行ってはいけないらしい

過激な題名で申し訳ありません。
でも、そう思われても仕方のない現状があります。
作為的に子育て中の人と介護中の人の投票を阻んでいるとは思えないのですが、このままだとそんな人達の声が政治に反映されない可能性もあります。

先週の日曜日は選挙に行ってきました。
このブログでも書きました。
でも、その時にちょっとしたトラブルがあった事は書きませんでした。
で、Facebookでつぶやきました。
つぶやいたら、実は的な話が出てきて、ちょっと考えてしまいました。

先ずはKino_Sanが遭遇した、ちょっとしたトラブルです。
その日はお母さんが家にいました。
お母さんは要介護4、アルツハイマー型の認知症で一人にしちゃうとKino_Sanを探したりしてちょっと危ないのです。しかも字も書けないので投票は出来ません。投票出来なくてもKino_Sanが選挙に行くなら連れて行くしかないのです。
だからお母さんを車椅子に乗せて連れて行きました。

お母さんを連れて投票は出来ません。
お母さんが投票しないなら、お母さんを投票場の外に残して投票するしかありません。
でも、あまり離れていると、お母さんは不安になって想像出来ない動きをする可能性があります。
お母さんを投票場の外に残して、出来るだけ早く投票を済ませるしかありません。
ところが並んでました。
Kino_Sanが投票場の入口に行った時は一人も並んでなかったのですが、お母さんの車椅子を駐めている間に長者の列が発生してしまいました。でも、お母さんが投票しないならお母さんを連れて並ぶ事は出来ないそうです。
並べない。
何人もの人がKino_Sanを抜かして投票していく。
でも、Kino_Sanはお母さんを置いてはおけない。
折角ここまで来たのだから、投票しないで帰るのは嫌だ。

Kino_Sanは大人げない行為をしました。

「介護している者は投票しちゃいけないの?」

大きな声で叫んでしまいました。

で、やっと係の人が対応してくれて、たまたま列も切れて、Kino_Sanは投票できました。

実は子供も同じそうです。
子供を連れての投票はNGらしいです。

なら、期日前投票しろよ!!

誰かが言いそうな事ですね。
実際に子育てや介護をしていると、自分の時間って少ないのです。
Kino_Sanの場合はお母さんがデイサービスに行っている9時から16時の間で、その間に仕事や家事、買物などをしなくてはいけません。
期日前投票に出掛けるのは困難、出来れば歩いて5分の投票場に行きたいのです。

想像力が少し足りないと思うのです。
どんな人が投票に来て、どんな事で困るのか。
投票場を設置する人達は想像した事がないのではないでしょうか?

あるいは故意にそうしているかです。

どちらにしろ、今回のような事で投票を諦め人が出てはこの国の選挙制度は平等とは言い難いと思います。

ではでは



2015年4月14日火曜日

オーストリア入りにくいホイリゲ タッテンドルフ

ここ↓
ウィーンから車で1時間弱、田舎ではあるけど都会には近い。

公共交通機関はバスと鉄道。
バスは最寄りの駅から2時間に1本、列車は1日3本程度。
つまり、無茶苦茶不便。

↑何処かで聞いた事ある。

ん?→これだ
つまり、そこから、まだまだ歩いている↑

着いた↓
町はそれ程大きくない。
しかもホイリゲだらけ。
ホイリゲに飽きたのでホイリゲが少ない中心部の交差点↓
それでもKino_Sanはホイリゲに入る↓
飲んで↓
食べて↓
どうやってウィーンに帰ったかは、ヒミツ

どう?