2015年8月31日月曜日

ホイリゲの予約は継続中

2015年ホイリゲの予約は本日で締切ましたが。。。
予約は継続中です。

ん???

インポーターさんへの発注12本単位です。
でも、予約って12本の倍数というわけにはいきません。
ですので、端数があります。
少々の余裕があります。

という訳で、ホイリゲの予約継続中です。
但し、予約特典はありません。
あしからずm(__)m

ではでは

ホイリゲのご予約はKino_Sanのワイン・ショップでお願いします。

ホイリゲへ行こう! オンライン・ショップ クラインケラー
オーストリアワイン 通販 オンライン・ショップ クラインケラー ~ホイリゲへ行こう!~




2015年8月30日日曜日

ワイン会@わぷらいず 終わる

恒例になりつつある東京でのワイン会、無事に終わりました。
会場は広尾のわぷらいずさんでした。
創作料理のお店なのですが、今話題のキヌアをベースにしているのがなかなか上昇株です。
お店は和のテイストの店構えです。
最初の写真のカウンター席がKino_Sanはお気に入り、ワイン会の最中も進行役なのにカウンター席でお店の方とワイン談義をやってました。
お店は狭いので20人も入りませんが、ギリギリの16人が参加してくれました。
お料理(キヌア)に負けないように、オーストリアでもちょこっと異端のワインを用意させていただきましたが、それが大好評でした。

東京ワイン倶楽部はお店のセレクトがいいので、ワインも料理もいい感じです。

ありがとうございました\(^o^)/




2015年8月28日金曜日

夏バテかな

8月初めより、頭が痛く、吐き気がしています。
夏バテかな?




2015年8月27日木曜日

2015年8月26日水曜日

8月29日 ディナーの部は開催いたします

と言っても残席1つです。

昨日のブログでディナーの部も中止と思われた方がいました。

ディナーの部はやります!!



2015年8月25日火曜日

8月29日のワイン会は中止させていただきます

残念ながら、参加者が集まりませんでした。

関係各位にお詫び申し上げます。

ありがとうございました。




2015年8月24日月曜日

ようやくリハビリが始まりました

6月9日にバイクに跳ね飛ばされたから約3月、ようやくリハビリが始まりました。
右手に違和感があります。
違和感というより、しびれているし、力も入らないし、細かな作業も出来ません。
(例えば、包丁で大根を輪切りにする。あるいはイラストレーターでややこしイラストをトレースする)
日常生活に困っているのですが、なかなか治療していただけませんでした。

今日からは近所の整形外科に転院、電気治療が始まりました。
さてさて、Kino_Sanは完治出来るのでしょうか???

持病は現在の医学では絶対の治らないので、事故の怪我ぐらいは完治したいです!!!

では、では




2015年8月23日日曜日

暗くなったら人拐いが来る

半世紀近くも昔の話だが、夕方遅くに遊んでいると、「暗くなったら人拐いが来るよ。」と両親だけでなく、近所のおばさんや知らないおじさんにも言われて家路を急いだ記憶がある。
大人達には常套句だったのだろうけど、子供心には「人拐い」はとても怖い者に感じられ、その言葉は子供を帰宅させるのに効果があったように思う。

今の子供にはどうかな?

私の意見に反感する人もいると思う。
非難する人もいると思う。
でも、書かせて欲しい。

大阪で悲惨な事件があった。
二人の中学生が無惨な姿で発見された。

だが、子を持つ親に言いたい。
(子供を持った事がないのに偉そうに、と非難してくれていい)

二人は運が悪かったとは子供に言わないで欲しい。
これは起こりうる事なのだと教えて欲しい。

むしろ、朝まで子供だけで遊んで何も起こらなかったのなら、それはたまたま運が良かったのだと教えて欲しい。

日本は危険な国ではないが、子供が夜通し外で遊んでいられる程安全な国でもないと思う。




2015年8月22日土曜日

東京でのワイン会 開催の危機です

交通事故の怪我から回復中のKino_Sanですが、頑張って東京出張をしようと思っています。
が、またまた参加者が集まりません。
やっぱり、Kino_Sanは人気も人望もないみたいです。
でも、今回はお店の方に無理をしていただいていますので、なんとか開催したいと思っています。

関東方面の方で29日の土曜日のランチの時間が空いていたら、調布に集まりませんか?!

~ハイドンとベートーベンの好きなワインについて語る会~
開催:8月29日(土) 12:00~
会場:Jazz Club さくらんぼ(調布市、京王線 柴崎駅南口徒歩0分)
会費:6,000円(食事付き)

エスターハージーからのお給料の一部をワインでもらっていたハイドン
テルメンレギオンのワインが大好きだったベートーベン

そのワインを飲みながら、Kino_Sanと語り合いましょう!!
写真はアイセンシュタットのエスターハージーの宮殿です。
毎年、夏になるとハイドンのコンサートが開催されています。

参加、大募集中で~す!!




2015年8月21日金曜日

命より交通を優先 事故にあって思った事

6月9日の朝に交差点を徒歩で横断中にバイクと衝突、2m程度飛ばされました。
幸いにも頭を打たなかった為、意識がありました。

思えば即死でも可笑しくなかった大変な事故です。

その大変な状態の時、どうしても納得出来なかった事があります。

多くの方、主に周辺を歩いていた方々だと思います。
直ぐに駆け寄り、私の安否を確認してくださいました。
それには深く感謝しています。

でも、バイクと衝突して跳ね飛ばされ、血だらけの私に対して、驚きの言葉を皆様が、殆ど同時に言われたのです。

「意識があるなら、交通の邪魔になるから、道路の端に行って」

「えっ?!」

とは思いましたが、遠慮がちに答えました。

「今は動かない方がいいと思います。自分では動けません。」

たまたま私の意識があり、しっかり答えていたから、大した怪我でもないと皆様思われたのかと思っていました。

でも、その数週間後にバイクと自転車の接触事故を目撃してしまいました。
なんと、血だらけの自転車の方を引きずっている人がいたのです。
交通の邪魔になるから避けていたのです。

「。。。」

思うのですが、事故です。
どちらに非があるか、警察の現場検証も必要です。
意識があっても、大怪我をしていて、動かすと危険な状態になる人もいます。
私も自身で歩く事は出来ませんでした。

でも、多分、交通が滞ってしまうのは困るというか、滞ってはいけないと思っている人が多いのでしょう。

私は救急車が来るまで動きませんでした。
正確には全く動けませんでした。
でも、ずっと道路の端に避けるように言われていました。

う~ん、命より交通が順調に流れる事を優先する社会、助けてくれた方々に感謝しつつも、納得出来ない日々を過ごしています。

やれやれ




2015年8月20日木曜日

お休み

身体のアザとケロイドが一気に増えてしまいました。

んで、お休みです。




2015年8月19日水曜日

ほぼ、ドラキュラ

京都もようやく猛暑から解放されています。
再び暑くなる事は想定内ですが、秋の気配は感じられるようになってきました。
日差しが斜めになり影が濃くなっています。

さて、やがてドラキュラになるかもしれないKino_Sanです。
今年の夏は雨も少なく、毎日のように外出していた為、紫外線を多く浴びてしまいました。

と、弱るのです。

身体中に青あざが出来て、一部はケロイド状になっています。
理由は良く分かりませんが、(Kino_Sanでなく)Kino_Sanの身体は太陽が嫌いなのでしょう。

ほぼ、ドラキュラ状態です。
やれやれ、明日はどうなるか。。。




2015年8月18日火曜日

ホイリゲへ行こう!

Kino_Sanがオーストリアワイン專門店を始めた切っ掛けは、ホイリゲへ行こう!というWebサイトでした。
ホイリゲへ行こう!はオーストリアのワイン産地を紹介するホイリゲとオーストリアワインの紹介サイトです。

葡萄農家が営むホイリゲをキーワードにオーストリアのワイン産地を紹介させていただいています。
Kino_Sanが実際に訪問した町や村しか紹介していないのが特徴です。

夏休みや年末年始の休暇、5月の連休等の前になると、ホイリゲへ行こう!を閲覧された方からの問合せが多くなります。
(それはワインの注文よりずっとずっと多くなります。)
休暇でオーストリアを訪問される方々からの問合せが殆どで、細かなニュアンスに違いはありますが、現地の交通事情やお勧めホイリゲ等の問合せが中心となります。 

ホイリゲへ行こう!の読者だけでなく、ワイン・ショップのお客様からのオーストリアに関するお問い合わせも承っております。

オーストリアへ行かれる方は、是非ホイリゲへ行ってくださいね。



2015年8月17日月曜日

もう何もかも嫌になった

と思う時もあるよね。

何してるんだろう。

そんな感じかな。

自分の為にもならないし、人が本当に喜んでいるかも分からない。
一人よがりなんだね。

まぁ、そんな時もある。
やれやれ




2015年8月16日日曜日

酒類販売のECサイトのコンサルティングいたします

Kino_Sanは通信販売の酒類販売免許を取得し、オーストリアワインの通信販売をおこなっています。
大手ショッピングモールでオーストリアワインを販売した事もあります。
その経験より酒類販売のECサイトのコンサルティングを行っています。
酒類の通信販売の興味ある方はKino_Sanまでご連絡ください。

ECサイトの構築なども承ります。





2015年8月15日土曜日

ちょっとワインは無理、かも

京都はようやく猛暑から解放されましたが、本日も35度に迫る勢い、決して過ごしやすいとは言い難い日が続いています。

Kino_Sanは自己免疫疾患の為、紫外線の強い夏場は元々弱り気味なのですが、今年ははっきり熱中症と言っていい状態に何度か陥ってしまいました。

しかも6月の交通事故も、初めはかすり傷程度で直ぐに回復すると思っていたのですが、打ち身が日に日に深刻な痛みを発しています。
昨夜は久しぶりに一杯と思ってのですが、本当に一杯でノックアウトされてしまいました。

しばらく試飲は難しいかも、です。

やれやれ




2015年8月14日金曜日

お父さんも慣れてきました

お父さんが特別養護老人ホームに入所してから2ヶ月が過ぎました。
最初は会いに行っても隅っこで寝てたりしていたお父さんですが、最近は起きている事が多くなりました。
今日もテレビの前の特等席で甲子園を見ていたお父さんです。
歩行器を使った歩行練習などもしていて昼間は運動もしているので、夜はぐっすり寝ているようです。

ちょっぴり寂しい気持ちもありますが、お父さんが快適に過ごせているならそれが何よりです。

落ち着いているのか、最近は私を姪と言うこともなくなりました。




2015年8月13日木曜日

エアコン 嫌い

京都は昨日よりようやく猛暑から解放されています。
と言っても、どうも土曜日には再び猛暑になりそうです。

猛暑と言えば欠かせないのは水、塩、エアコンです。
扇風機ではあきません。
熱風が向かってくるだけです。

でも、Kino_Sanはエアコンが嫌いです。
嫌いだけど、使うしかありません。

でも、頭が痛いです。
エアコンを点けて、しばらくすると頭が重くなってきます。
そのままいると、どんどん重さが増します。

エアコン、嫌い!!
早く、涼しくなあれ!!




2015年8月12日水曜日

食器洗浄器 21歳 まだまだ現役です

我が家を購入した時にシステムキッチンにビルドインしていただいた食器洗浄器です。
まぁ、家電製品を壊さない我が家、最年長メンバーの一人ですが、流石に歳からか、今年の猛暑が辛かったのか、エラーを出すようになってしまいました。
(でも、普通に洗えるので使っていた。)

これは買い替えか?!

と、覚悟してサービスに来ていただきましたが、基板交換で見事に復活いたしました。

老体に鞭打って、今後も頑張っていただきます。

こうなると、同じ歳の冷蔵庫、洗濯機、ワインセラー達が心配です。




2015年8月11日火曜日

ウィーンからちょっと冒険 テルメンレギオンのお勧めホイリゲ街

Kino_Sanのワインショップのメールマガジンよりの転記です。

ウィーン市外のホイリゲ街を利用する場合、ちょっと注意しなければならない事があります。
ウィーン市内では観光客向けのホイリゲ風レストランも市の条例でホイリゲとして認められています。その為通年営業あるいはそれに近い営業日数のホイリゲが存在します。
しかしながら他の地域ではホイリゲは葡萄農家が運営していますし、その農家が生産したワインしか置いておらず、通年営業しているお店はほとんどありません。
しかも田舎では輪番営業が徹底されている為、ホイリゲ街の全てのホイリゲが営業している事もありません。その地域のホイリゲの2/3ぐらいはお休みというのが普通です。
お目当てのホイリゲが営業していない場合もありますので、事前に営業状態をネットなどで確認するか、営業しているお店にフラリと入ってください。

ワイン産地テルメンレギオンの紹介ページ

オーストリアで最も有名なホイリゲ村:グンポルスキルヒェン
ヨーロッパでは有名な古くからのワイン産地です。
ホイリゲ街はオーストリア鉄道の駅からも近く、始めての人でも気軽に行けるホイリゲ村です。
グンポルスキルヒェナーというこの村の名前を取ったブレンドワインがあります。 

赤ワイン産地最大のホイリゲ街がある村:ソース
黒葡萄サンクト・ラウレントの産地です。
葡萄農家は近くのグンポルスキルヒェン周辺にも畑を持っている事が多く、ホイリゲでは赤ワインも白ワインも楽しめます。
バーデンで列車からバスに乗り換えるので、ちょっとハードルが高いかも、です。 

意外と観光客が少ない穴場:プファフェステッテン
オーストリア鉄道の駅だとグンポルスキルヒェンの次になります。
ホイリゲも駅から続くメインの通りにほぼ集中しています。
が、普段は観光客は少なく、地元の方あるいはウィーンからの方が多いです。



2015年8月10日月曜日

夕立がきました

京都は今日も猛暑日でした。
でも、気の所為か過ごし易く感じました。

今はスコールのような雨が降っています。

これで涼しくなればいいのですが、湿度が高くなって息苦しくなりそうな、嫌な予感がします。

元気なふりして仕事していますが、ちょっと辛いですね。
夏は病気が元気になるようです。

では、では
タッテンドルフのワイン祭





2015年8月9日日曜日

軽い熱中症になってしまいました

京都は今日も猛暑日の予定です。
(そんな予定はなくていいのに)

昨日は軽い熱中症で発熱、いまもちょっと辛い状態です。
そもそも、朝から仕事・掃除・母の通院をこなしてお昼にバーベキュー、ビールの飲過ぎで水分不足が加速、で熱中症です。
昨夜は部屋を涼しくして寝ていましたが、微熱で汗が半端なかったです。

ブログは涼しくなってから。。。なんてね(^^)v

では、では




2015年8月7日金曜日

猛暑のちスコール、再び猛暑

Kino_Sanは熱中症気味でダウン中!!!
本日は交通事故の治療の為に病院へ行ってきました。
朝からものすごい日差しで、午後には35度を超えましたが、さらに怪しい雲行きになってしまいました。
凄まじい日差しで気温が上昇した後には、雷と凄まじい雨がやって来ました。
いかも今は再びのとんでもない日差しと湿気です。
京都の夏と言うよりは、熱帯の夏のようです。
(熱帯の夏の方が過ごしやすいかもしれません。)

Kino_Sanは昨日から重い頭痛と激しい吐き気に襲われています。
なんとなくですが、熱中症のような気がします。

やれやれ




2015年8月6日木曜日

ハイドンとベートーベンの好きなワインについて語る会

東京でワイン会を開催させていただきます。
今回はなんとJAZZクラブが会場です。
面白いのでテーマも音楽関係としました。
ハイドンゆかりのエスターハージーの宮殿
開催:8月29日(土) 12:00~
会場:Jazz Club さくらんぼ(調布市、京王線 柴崎駅南口徒歩0分)
会費:6,000円(食事付き)

オーストリアの音楽家はワイン好きでした。
特にハイドンはエスターハージーからの給料の一部をワインでもらっていた程です。
ベートーベン(オーストリア出身ではありませんが)もワインが大好きで、ホイリゲの多いテルメンレギオンに入り浸りでした。ウィーンの古いレストランにはベートーベンが注文したワインの記録も残っています。

今回はワイン教室でなく、楽しくワインを語る会です。
Kino_Sanと一緒に音楽家が好きだったワインについて語りましょう!!

参加希望者はKino_Sanのワイン・ショップサポートセンターまで連絡ください。




2015年8月5日水曜日

ウィーンのホイリゲ事情 週末だけ営業が今風

Kino_Sanのワインショップのメールマガジンよりの転記です。
ホイリゲは経営する葡萄農家が醸造したワインのみを飲ませてくれます。
ワインの量に限りがありますので通年営業のお店は少なくなっています。

ウィーンのトレンドは営業期間を設けた上に、水曜~日曜、あるいは木曜~日曜の週末だけ営業のホイリゲです。
ウィーンっ子に人気のシュタマースドルフ等でも週末だけ営業のお店が増えています。

カーレンベルクの中腹にあり話題になったヴェーニンガーのホイリゲも木曜~日曜の週末だけ営業です。




2015年8月4日火曜日

ウィーンの旬なホイリゲ街

またまた、Kino_Sanのワインショップのメールマガジンよりの転記です。
グリンツィング
旅行ガイドで必ず紹介されるホイリゲ街グリンツィングは団体客向けのお店が増え、ウィーンっ子も含む個人客の利用は少なくなっています。
ウィーンっ子の一番人気はシュタマースドルファー・ケラーガッセも含むシュタマースドルフ近郊です。
特にシュタマースドルファー・ケラーガッセのような葡萄畑の中にホイリゲが点在する地域は、週末に葡萄畑を散策、ホイリゲで一息がウィーン市民のトレンドともなっています。
クラガー
お勧めホイリゲ
Weingut Klager
Heuriger Wieninger
Weinbau h.p.Goebel
ゲーベル




2015年8月3日月曜日

2015年8月2日日曜日

ゲシュプリッターを飲もう!

暑い日が続いています。
Kino_Sanの住む京都なんて連日、猛暑日です。
こんな日はすっきりしたオーストリアの白をガバガバ飲みたい!!

でも、飲み過ぎに注意です!!!

そんな皆様にお勧めなのがワインの炭酸水割り、ホイリゲ定番のゲシュプリッターです。
基本はワイン:炭酸水が50:50ですが、好みによりいろいろなバリエーションがあります。
(自分の好きな濃さで飲む感じ)

白だけでなく赤を炭酸水で割る人もいます。
ホイリゲ(新酒)などの若い赤がいいのですが、意外とすっきりしててKino_Sanもよくやります。

是非、試してみてくださいね(^^)v




2015年8月1日土曜日

ゲミッシュター・サッツとは?

ホイリゲ定番のゲミッシュター・サッツとは?
Kino_Sanのワイン・ショップのメールマガジンで書きましたので、転記いたします。
ゲミッシュター・サッツは日本語にすれば「混栽・混醸」となります。
複数の品種を同じ畑に植えて、同時に収穫し、一緒に醸造します。
ワイン産地としてのウィーンではゲミッシュター・サッツがDAC(原産地呼称制度)となっています。
ゲミッシュター・サッツはウィーンを代表するワインというか、ワインの造り方というわけです。
ウィーンのホイリゲ(葡萄農家が営むワイン酒場)では白を注文するとほぼゲミッシュター・サッツが提供されます。
ウィーナー・ゲミシュター・サッツDACの法規制は以下のようになっています。
少なくとも3つの白葡萄品種が1つの葡萄畑に植えられ、その畑はウィーナー・ゲミシュター・サッツの畑として登記されていなければなりません。
最も比率の高い葡萄品種は50%を超えてはならず、3つ目の比率の品種は少なくとも10%必要です。
また、畑名を表示することも可能です。
但し、畑名を明記しないワインは辛口でなくてはなりません。

この 「混栽・混醸」というワインの造り方は古くは何処の産地でも行われていました。
オーストリアだけでなくフランス等でも行われていたようですし、現在も一部の産地では残っているようです。
オーストリアでもウィーンだけでなく広く一般的なワインの造り方として古くは行われていいたようですが、現在はウィーンの他、ワイン産地のウァグラムやウァインフィアテル、テルメンレギオン等でも行われています。

「混栽・混醸」が行われていた理由は諸説ありますが、現在多くの指示を受けているのは「リスク回避説」です。
気候や病気等による被害を最小にする為に様々な品種を畑に植え、ある程度の収穫量を確保したという説です。
但し、 「混栽・混醸」は気候や病気のリスクは回避出来るかもしれませんが、品種により成熟の時期が異なる為、収穫の時期の見極めが難しいと言われていますし、成熟度が異なる葡萄を一緒に醸造するため、醸造作業も工夫が必要なようです。

ゲミッシュター・サッツはホイリゲ用のワインとして知られていましたので、「早飲み用安物ワイン」というレッテルを貼られていましたが、ゲミッシュター・サッツのDAC化にも尽力したフリッツ・ヴィーニンガーの登場により、熟成された味わい深いゲミッシュター・サッツが広く知られ、ウィーンを代表するワインとなりました。
ヴィーニンガーのゲミッシュター・サッツ
オーストリアには面白いゲミッシュター・サッツも存在します。
それは南ブルゲンラントの最南端の2群のみで造られているウーフードラです。
自根の地場品種のゲミッシュター・サッツで、白と赤(色はロゼに近い)、ロゼのフリザンテ(スパークリング)が造られています。
ウーフードラ