2017年5月28日日曜日

ツァント・グリューナー・フェルトリーナー2014

Zantho Grüner Veltliner 2014
オーストリアの東部、ブルゲンラント州のグリューナー・フェルトリーナーです。
ブルゲンラント州は元ハンガリーでオーストリアの内では温暖で葡萄がよく熟する地域です。
注:現在は地球温暖化の影響か、ブルゲンラント州でなくても葡萄はよく熟します。

オーストリアを代表する葡萄品種グリューナー・フェルトリーナーはミネラリーでパッパーリーであり、フルーティな感じはあまりないのが一般的な評価ですが、ブルゲンラント州のグリューナー・フェルトリーナーはミネラルが抑えられて、フルーティなものが多くなります。
Kino_San的にはブルゲンラント州のグリューナー・フェルトリーナーの方が好きです。

黄色にグリーンが混じります
爽やかな酸、微炭酸、ペッパーリー、後口のミネラル



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2017年5月21日日曜日

ヨハネスホフ・ライニッシュ・グンポルツキルフナー・トラディツィオン2014

Johanneshof Reinisch Gumpoldskirchner Tradition 2014
やはり、テルメンレギオンが一番だと思う。

オーストリアワインと言えばグリューナー・フェルトリーナー、グリューナー・フェルトリーナーと言えばカンプタール。
だからオーストリア一番のワイン産地はカンプタール。

というのは一面しか見ていない。

物事にはいろいろな面がある。
私にとってオーストリア一番のワイン産地はテルメンレギオンである。
それは譲れない。

その昔はブルゴーニュと並ぶ醸造畑だったグンポルドスキルヒィンを代表する品種、ツィアファンドラーとロートギプフラーをブレンドしたのがグンポルツキルフナーである。

黄金色にグリーンが混じる
林檎や蜜の香り
林檎の酸味と膨らみのあるボディー、ミントの余韻



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2017年5月7日日曜日

ツァント・ブラウフレンキッシュ2014

Zantho Blaufränkisch 2014
オーストリアのエレガントな赤をリードする品種ブラウフレンキッシュ。
造り手により様々な表情を見せてくれます。
有名な造り手のワインも美味しいですが、赤に特化していないメーカーでもかなりエレガントさを出すことが出来る品種です。

ブラウフレンキッシュは水を嫌う晩熟種ですので、栽培し、ワインにする時点で造り手の力量が試されます。

明るい菫色
複数のベリーの香り
まろやかでふくよか、優しい飲み口

旬の鰹に、是非!!



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2017年5月6日土曜日

スコッフ・ソーヴィニヨン・ブラン・クラシック2015

Skoff Sauvignon blanc Klassik 2015
ソーヴィニヨン・ブランはその地のテロワールをよく反映する品種です。
シュタイヤーマルクはこのソーヴィニヨン・ブランが美味しい地域です。

グリーン

ミネラルと膨らみのあるボディ

しっかり冷やしてバーベキューにもいいですよ。


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2017年5月5日金曜日

ツァントピンク2015

Zantho Pink 2015
オーストリアの地場品種ツヴァイゲルト100%のロゼワインです。

この色がいいんです。

日本ではロゼワインというと色を楽しむという感じで、味は今一という印象があります。
実際に店頭に並んでいるロゼワインも甘口が多く、食中酒には不向きな物が大半を占めています。

でも、今、

ワインの本家的フランスやヨーロッパではロゼワインがトレンドとなりつつあります。

その理由は一つ!!

フードマッチングが簡単だからです。

ワインって、フードマッチングがかなり難しいお酒です。
お肉には赤、お魚には白とか、
赤い料理には赤、白い料理には白とか、
いろいろ言われますが、お魚でも白がダメだったり、赤い料理でも白が良かったり。。。
経験値が大きいのです。

が、ロゼは温度を変えれば、つまり冷やせば白的に、常温なら赤的に飲めるのです。
飲んで「しまった!」という時も温度を調節すれば、美味しくいただける時もあります。

フランスの若者達もワインをいろいろ勉強するより、簡単なロゼに傾いている訳です。

ということで、ピンク!!

なかなかフードマッチングのよいワインです。



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